観戦しても楽しくない
kasa : 2021/05/17(Mon) 19:02
No.1663
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今のサンフレッチェ。先日の徳島戦もだが、試合内容を見て勉強できる部分もない。何がしたいのか、さっぱりわからん。
そもそもミシャ、森保と引き継いで結果を残してきたスタイルがある。基本は『3−4−2−1』のフォーメーション。攻撃時にはボランチが下りてきて4バックのような状況になり、3バックの両サイドが高い位置をとる。一方守備時には、両ウイングバックが下がって5バックのような状態になる。攻撃も守備も、『個人勝負』となる状態を避けて『数的優位』の状態を作ることで対抗するスタイルだったと思う。
ところが・・・今シーズンは『城福』色を出そうとして『4バック』『高い位置でのハイプレス』にシフトチェンジした。今の結果は『熟成していないだけ』なのか、『そもそも無理がある』のか、そこを考察する必要がある。
確かに3月の大分戦では、ハイプレスからのボール奪取で3点奪っている。が・・・先日の徳島戦では、いくらハイプレスを仕掛けてもほとんどいなされている。J1昇格組の徳島にも、簡単に逃げられている。連戦の影響があることは事実だろうが・・・だったら『今ハイプレスを仕掛ける』ことの是非を問うべきだろう。ムダに追い回した挙句、体力だけ消耗して結果が伴わない。何の意味があるのか。
さらに危惧しているのが、高い位置へ4人以上がプレスを仕掛けることで、逆にカウンターを食らって失点を重ねていること。これもおかしくないか?以前のサンフレッチェは、すばやく帰陣して『網をかける』スタイルのため、ほとんどカウンターを食らって失点はなかったと思う。徳島戦の失点も、まさにそのパターン。完全に壊れている。
攻撃に関しては、『形』が見えない。とにかく『高い位置で奪ってカウンター』しかできない感じ。自分たちで作る『アクションサッカー』ではなく、相手のミスにつけ込む『リアクションサッカー』をやっているようにしか思えない。ミシャがチームを率いた当初なら、それくらいの戦力しかなかったが・・・今は違うでしょ。J1でも上位に位置するくらいのタレントが揃っている、それで、これしかできないの?
ボール支配率の最終結果はわからないが、試合途中のボール支配率はいつも『40%前後』しかない。単調な攻撃を繰り返して、ずっと守っているイメージしかない。だから・・・おもしろくない。
かつてカズが君臨していた時は、サイドチェンジを多用して時間をかけてビルドアップを行っていた。今は、それが全然ない。無理に同サイドを崩そうとして狭いところを突いた挙句にボールロストする。それの繰り返し。急ぎすぎじゃないのか。また最終ラインにボールを戻しても、結果的に追い込まれて前線へロングボールを放り込んでいる。トップ、シャドーの役割はどうなってるんだ。以前ならトップやシャドーがうまくサイドへ流れたり、ギャップで受けていたはずだ。それがなくて、前線へロングボールを放り込んで「終わり」。
またサイドで起点を作っても、サイドバックが野上では・・・本職じゃない。東はサイドバックとしての適性はあるが、野上や今津は違うだろ。もうやってることがチグハグ。
さっさと城福をクビにして、ミシャや森保配下でコーチやプレーをしていた人材を監督にして、元のシステムへ戻して出直すべき。
GK 林 増田 大迫
DF 野上 井林 荒木 佐々木 今津
MF 青山 川辺 森島 エゼキエウ 藤井 清水 柏 東 茶島 土肥 ハイネル 浅野 柴ア 長沼
FW ドウグラス 永井 鮎川 サントス
現在、実際にピッチに立っている選手はこれだけ。
キーパー 大迫 林 3バック 野上 荒木 佐々木 今津 井林 ボランチ 青山 川辺 土肥 ハイネル 柴崎 左サイド 東 柏 藤井 清水 長沼 右サイド ハイネル 柏 茶島 藤井 長沼 シャドー 森島 浅野 エゼキエウ 茶島 柴崎 トップ ドウグラス サントス 永井 鮎川
『3−5−2−1』に当てはめるとこんな感じ。適性の合うタレントは揃ってるでしょ。
ドウ 森島 浅野 東 青山 川辺 藤井 佐々 荒木 野上 大迫
これで戦いたいぞ。 |
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